末瀬歯科医院|できるだけ金属を用いない修復治療|奈良県生駒市

患者さんの噛み合わせや審美面を考慮して、できるだけ金属を用いない修復治療をご提案します。

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新型コロナウィルスワクチン接種

口腔ケアは全身疾患の予防!

皆さん、口腔ケアの重要性については、テレビや雑誌などですでにご存じかもしれませんが、最近科学的なエビデンスが、次々と報告されています。多くの国民が、定期的な歯科健診を受診し、口腔ケアのために歯科医院に来院されることをお勧めします。20本以上歯のある人に比べて、ほとんど歯がなく、入れ歯を使用していない人の認知症のリスクは1.9倍、なんでも噛める人に対するあまり噛めない人の認知症のリスクは1.5倍、かかりつけ歯科医院のある人に対するかかりつけ歯科医院がない人の認知症の発症リスクは1.4倍といわれています。また、歯周病に罹患すれば、糖尿病を悪化させるだけでなく、心筋梗塞のリスクは3倍に、骨粗鬆症のリスクは2倍に、低体重児出産のリスクは7倍に増え、大腸がんや認知症のリスクも高まります。たかがむし歯や歯周病ではありません。全身の健康保持のためにも日頃から口腔ケアを行うことはとても重要です。スウエーデンやアメリカでは、治療のために歯科医院に来院するのではなく、予防を目的に来院しています。定期検診(通常3~4カ月に1度)によって、ご自分の口腔内の状況を把握し、歯や歯肉の清掃管理を行うことによって、自らの身を守りましょう。ホワイトニングや歯の治療のご相談も行っていますので、お気軽にご来院ください。

 
2023年03月19日 20:51

令和5年新春県民公開シンポジウムを開催しました。

一般社団法人奈良県歯科医師会では、1月22日(日)奈良春日野国際フォーラム~甍~におきまして、「令和5年 奈良県民新春公開シンポジウム」を開催させていただきました。当日は、天候もよく、新春に相応しく能楽ホールで6名の講師から有意義なご講演をいただきました。今回のテーマは「お口の健康から考える認知症」で、最近、口腔の健康と全身疾患が注目されていますが、「認知症」はいつ、どこで、だれが罹患してもおかしくない疾患です。2025年には65歳以上の高齢者の1/4は「認知症」になると言われています。この認知症は、お口の中の残存歯数、歯周病とかかわりがあり、残存歯数が少なくなれば要介護リスクが高まり、「認知症」への第一歩が始まります。また、「認知症」患者の脳(海馬といわれる記憶をコントロールするところ)から歯周病菌が検出されたという報告もあります。お口の中には28本の残存歯(ご自分の歯+人工の歯(入れ歯など))が常に存在し、隙間のない歯列としっかり噛むことができる噛み合わせが大切で、歯みがきを十分に行って歯周病に罹患しないような口腔ケアをしなければなりません。歯科医療は生命を維持するための「食べる力を支える医療」として重要なミッションがあります。ぜひとも「定期健診・早期治療」によって、常に健康な口腔内を維持し、いつでもおいしいものが食べられる環境を整えてください。「歯科健診」に一度お越しいただけれ、ご説明させていただきます。
2023年01月28日 17:02

新年明けましておめでとうございます。必見情報!

皆さん、新年明けましておめでとうございます。穏やかな元旦の朝を迎え、輝かしい、希望に満ちた新年をお迎えのことと拝察いたします。
新型コロナウイルスとインフルエンザによる「ツインデミックス」の脅威が叫ばれ、改めて、お口の健康と全身の健康の関連性が問われています。
国の施政の基本方針である「骨太の方針」において「国民皆歯科健診制度」の創設が明文化され、具体的な制度設計への第一歩が始まりました。
お口の中の残存歯数や入れ歯の使用と要介護度の程度、歯周病と全身疾患との関りについて多くの科学的な報告が行われるようになり、いま「歯科医療の重要性」が注目されています。
多くの方が「歯科健診」を受診され、ご自分のお口の中の状態を知り、歯科医院で「歯科検診」(精密な検査)を受診し、歯科治療、予防に繋げていくことが大切です。
来る1月22日(日)奈良春日野国際フォーラム~甍~能楽ホールにおきまして「令和5年 奈良県民新春公開シンポジウム」を開催させていただきます。
今回のテーマは「お口の健康から考える認知症」で、全国に400万人、予備軍を含めると900万人もいると言われ、いつだれがどこで罹ってもおかしくない「認知症」をテーマに、お口の健康との関係について、著明な講師を招待し、わかりやすくご講演をいただきます。新春に相応しい「能楽ホール」での開催になり、感染防止対策から350名限定で事前申し込み制をとっています。詳細は、(一社)奈良県歯科医師会(TEL0742-33-0861)にお問い合わせください。誰しも健康長寿を望んでいることから、日常生活においてとても参考になるシンポジウムであると自負しています。多くのご参加をお待ちしています。
 
2023年01月01日 14:41

あなたのお口のなかは大丈夫ですか?

「8020運動」という言葉をご存じでしょうか? そう!厚生労働省と日本歯科医師会が提唱してきた「80歳になっても自分の歯を20本の残そう!」という運動です。人間の歯は本来上下あごの歯を合わせて28本あるのが正常ですが、20本以上あれば、自分の歯で噛むことができるという本数です。最近のデータでは75歳~84歳の高齢者で「8020」の達成率は51.2%であると報告されています。すごいですね!ただ、この数字は、「お元気な高齢者の」という条件が付きます。そもそも歯科健診を受診される高齢者はお元気で、介護を受けておられる方や訪問診療を受診されている方のお口の状況はデータには含まれていません。そのような状況をすべて考慮すれば80歳の残存歯数は約10本程度ともいわれています。
最近では確かに若年者の「むし歯」が急速に減少していますが、逆に50歳以上の「むし歯」は増加傾向にあります。さらに、40歳以上で歯周病を罹患されている方は4人に1人ともいわれています。歯の失う多くの原因は「むし歯」と「歯周病」です。特に歯周病は、全身の健康とも大きく関わっていることが報告され、糖尿病、心疾患、脳梗塞、認知症、早産などのリスクが高まります。歯周病になれば、原因菌から生じる毒素が出血している歯ぐきの微細な血管から全身に運ばれ、免疫力が抑制され、多くの臓器、ホルモンなどに悪影響を及ぼします。できるだけ早期に「むし歯」や「歯周病」を見つけ出し、治療されることがとても重要です。そのためには「歯科検診」が大切です。一度来院されて、お口のなかの検査やレントゲン検査などによってご自分のお口のなかの状況を把握しておくことが重要です。お口のなかはいつも清潔で、28本の歯(ご自分の歯+人工の歯)によって、しっかりと噛めて、美しい笑みがこぼれる体にしておきたいですね。さあ、「歯科検診」に早速ご予約下さい。(「歯科健診」は学校健診などの集団的な健康診断をいい、「歯科検診」は歯科医院でレントゲン検査などを用いて行う精密な検査のことをいいます)
 
2022年10月04日 22:52

コロナウイルス感染対策

歯科医師会や学会の所用が重なり、久しぶりに書き込みをさせていただきます。皆さんお元気ですか?コロナ禍も第7波の襲来を受けていますね。BA.5変異種の感染力は強力で、各都道府県では毎日過去最高を更新しています。しかし、一喜一憂していても始まりません。とにかく感染対策をすることが大切です。第1はうがい、第2はディスタンス、第3は換気です。コロナウイルスは空気感染によるものですから、空気の還流をよくすることです。そして何よりも、ウイルスが侵入、増殖しやすいのどのケアをすることです。できればうがい薬による含嗽は効果的です。外出先から帰った時、自宅にいる時でも1日数回の含嗽は必須です。同時に口腔内を清潔にしておくことは、全身疾患を未然に防ぐことができます。自分のお口は自分でしか守れません。感染しても無症状、軽症だと言いますが、時に想像以上ののどの痛み、咳、頭痛などが生じるようです。できれば感染したくないですね。ワクチン接種も有効であることが証明されています。ワクチン接種による副反応も発熱、頭痛、倦怠感などもありますが、3日ほどの辛抱です。コロナウイルスによる感染も集団免疫の獲得によって、いずれは終息していくでしょう。それまではじっと我慢しなければなりません。酷暑も続きます。くれぐれもご自愛ください。
2022年07月31日 13:45

金属修復物からの脱却を図ろう!夕刊フジに連載

最近歯科医療にもデジタル化が急速に進展し、お口の中に装着される修復物の製作も歯科用CAD/CAMシステム(コンピュータで設計し、コンピュータ制御で製作するシステム)が普及し、これまで金属での修復が中心であった修復物も、金属材料を使わないで、新素材(高強度の樹脂やセラミックス)で治療を行うことが可能になってきました。金属には多くの問題点がるとともに、最近では輸入元のロシアの政治的不穏によりまして金属材料も急騰しています。これを機会に修復物をメタルレス(金属を用いない治療)に代わっていかなければなりません。お口のなかを自然な歯の色に代えてみませんか?一部保険診療でも対応可能です。ぜひ一度お問い合わせくださいね。5月9日(月)~12日(木)までの夕刊フジに詳細を連載していますのでご一読ください。
2022年05月11日 21:57

ホワイトニングしてみませんか?

「歯のホワイトニング」をご存じですか?そうですね!「歯を白くすること」ですね。やはり「白い歯」は健康的で、美しい口元を演出します。ホワイトニングを始める前には、歯のお掃除を必ずします。歯石などの沈着物の汚れがなくなった歯に対して特殊なお薬を塗布して、歯を白くしていきます。診療所で治療する方法もありますが、歯のお掃除をした後は、お薬をお渡ししてご自宅で、ご自分でお薬をつけて「ホワイトニング」することもできます。1週間ごとにご来院いただき、「白くなっていく状態」を評価をしていきます。ご自宅でのお薬の付け方は必ず指示とおり行っていただきます。ただし、「ホワイトニング」だけですべて白い歯にならい症例もありますので、歯の着色度合いに応じてご説明させていただきます。なお、「ホワイトニング」の治療は、現在、保険診療では認められていませんのでご了承ください。マスクをしている今こそ、「ホワイトニング」で歯をきれいにし、アフターコロナにおける美しい笑顔を取り戻しましょう…
本診療所のご来院ご予約は、ホームページのお問い合わせ欄か、FAXでお願いします。ご返信させていただきます。
2022年04月10日 20:58

貴金属の高騰!歯科治療にも影響が

皆さんお元気ですか?新型コロナウイルス感染も高止まり状態から少し減少してきたようですね。それでも感染対策に変わりはありません!マスク、手洗い、うがい、三蜜回避、換気などを徹底しましょう…・
さて、世界情勢ではロシア―ウクライナの関係がとても厳しい状況ですね。一歩間違えば、大変な状況になる危険性もあります。海外諸国はロシアに経済制裁などを科して、何とか鎮静化しようと尽力しています。これに対してロシアは原油や天然ガス、金属などの海外流出を止めようとしています。日本はロシアから金属、特に「パラジウム」の供給を受けています。「パラジウム」は、自動車産業(ガソリン車の触媒)に次いで多いのが歯科治療(保険治療)に使われている金属です。
12%金を含有し、パラジウム、銀、銅などが含まれています。歯科治療に用いている「12%金銀パラジウム合金」は現在、このような影響を受けてかなり高騰しています。このままの状況が続けば、保険治療に用いることができなくなります。歯科医療界においても大変な状況です。しかし、考え方を変えれば、「金属修復」には多くの課題がありました。審美不良、歯よりも硬いために歯の破折を生じる、金属イオン溶出によって歯や歯肉が黒ずむ、最近では金属アレルギーの懸念も報じられています。現在、保険診療では「金属代替材料」として「CAD/CAM冠」が認められるようになりました。これは、高品質なレジン材料(有機材料)で、機械で加工して歯の形を作るものです。色調も天然歯に近く、見た目もよく、歯と同じくらいの硬さなので歯を破折させることもありません。もちろん金属ではないので、イオンの溶出やアレルギーの心配もありません。当院では「金属修復からの脱却」を勧め、保険治療では「CAD/CAM冠」(適用条件が付いています)、自費治療では「ジルコニア(セラミックス)」で治療を行うようにしています。ご遠慮なくご相談ください。1日も早く、争いごとやコロナ感染が終息することを願っています。
2022年03月12日 21:52

コロナ禍での診療

奈良県下のコロナ感染者数も大阪に影響して急増してまいりましたが、ここ2,3日は高止まりしています。感染力が強いといわれていますが、そうではなく「感染のスピードが速く、上気道感染のために2,3日で感染が広まってしまう」からです。また、空気感染が主たる感染経路で、空気中に浮遊しているウイルスが最も危険ですので、複数人数で部屋にいる時の換気は極めて重要です。
本歯科医院では、高精度な空気清浄機を設置し、完全予約制、完全個別診療、手指のアルコール消毒、検温、消毒剤による洗口など感染対策に努めています。コロナ感染対策としてマスクをされている今こそ、歯科健診、歯科治療を行うときです。マスクを外せる時に、美しい笑顔が取り戻せるようにきれいな口元にしておきましょう。自宅でできるホワイトニングなどもご提案させていただきます。保険診療、自費診療でも新しい材料で審美修復が可能になっています。まずはホームページのメールアドレスあるいはFAXでお問い合わせ、ご来院予約をしてください。皆様のご健康を祈念しています。
 
2022年02月12日 23:16

新型コロナウィルス(オミクロン株)の特徴

コロナ感染が急拡大していますが、お変わりございませんか?  大流行しています「オミクロン株」の特徴は、若年層に感染しやすく、重症化率が低いといわれています。また、上気道(のどや鼻)の症状が多く、そのためにウィルスは外に排出されやすいことが感染拡大につながっています。2回のワクチン接種をされた方でも感染していますので、感染力はかなり強いと思われます。ただワクチン接種は重症化を防ぐことは明確のようです。症状が軽いとはいっても後遺症についてはまだ未知のところが多いようです。PCR検査の結果「陽性」でも、症状が軽度であれば自宅療養になりますが、このことが感染拡大の一因にもなっています。感染予防としては、これまで通り、マスクの着用、手指の消毒、うがいの励行、換気、密集地を避けることが重要です。私は、22日に3回目のワクチン接種を受けさせていただきました。発熱はありませんでしたが、接種側の腕の痛み、翌日の倦怠感は2回目より少し強かったです。1日も早く感染が収まることを祈っています。
2022年01月23日 22:08

末瀬歯科医院

【住所】 〒630-0243
奈良県生駒市俵口町95-2

【電話・FAX】 0743-74-6886

【定休日】 木・日・祝日・お盆・年末年始
※完全予約制です。
※予約時に、ご希望の来院時間を
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